2018-12-06 第197回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
ということで、もう少し質問させていただきたいんですけれども、時間が来ますので意見だけにさせていただきたいんですが、資源管理について、トン数制限、水産ワーキング・グループの議事録を見ますと、全漁連さんの方も、やはりアウトプットコントロールだけでは駄目だと。
ということで、もう少し質問させていただきたいんですけれども、時間が来ますので意見だけにさせていただきたいんですが、資源管理について、トン数制限、水産ワーキング・グループの議事録を見ますと、全漁連さんの方も、やはりアウトプットコントロールだけでは駄目だと。
漁獲可能量、TACの設定などにより漁獲量を制限して漁獲圧力を出口で規制するアウトプットコントロール、産出量規制があると聞いておりますけれども、水産資源というのは、漁獲による影響だけではなくて環境変化等の影響もあると。
ですが、隻数がキャッピングができたとしても、その船の能力というのはどんどん大きくなるということから、ここはやはりアウトプットコントロールが必要だということで合意を目指して交渉を進めているというようなことであります。 やはり漁業種類ごと、条件によって有効な場合、そうでない場合、当然あるんだというふうに思っております。
○政府参考人(長谷成人君) まず、その前提となる科学的な、アウトプットコントロールについての検証、評価の話を申し上げます。 現在、資源調査については、親魚量、産卵量、成長といった生物的情報等の調査を行いまして、先ほども申し上げました五十種八十四系群を対象に評価を行っております。
それじゃ、これと今度はちょっと言葉は逆になるんですが、アウトプットコントロール。これは、政策目標で漁獲量や資源量を計測しながら、その達成状況を踏まえて政策手段を講じていこう、打っていこう、改善していこうというような手段の一つになるんですが。
これまで資源管理は、漁船の隻数や馬力数の制限等によって漁獲圧力を入口で規制するインプットコントロール、産卵期を禁漁にしたり網目の大きさを規制することで漁獲の効率性を制限し産卵親魚や小型魚を保護するテクニカルコントロール、TACの設定などにより漁獲量を制限し漁獲圧力を出口で規制するアウトプットコントロールのバランスの中で行われてきました。
本法案の大きな柱は、資源管理について、従来のインプットコントロールを中心とするものからアウトプットコントロールを中心とするものへの考え方の転換です。 これは大きな意義を有すると考えますが、一方で、その実施に当たっては、現場と丁寧な対話を重ね、その意義やメリットについて十分な理解を得る必要があります。
○政府参考人(長谷成人君) 昨年十二月に決定されました農林水産業・地域の活力創造プランに盛り込まれました水産政策の改革の方向性におきまして、アウトプットコントロールについては漁業の実態を踏まえつつ可能な限りIQ方式を活用するとしておりまして、これを踏まえ、対象となる漁業種類等も含め今後検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
なお、我が国の資源管理の手法としては、漁獲可能量、TACの設定等により漁獲量を制限し、漁獲圧力を出口で制限する産出量規制、アウトプットコントロールとも言っておりますけれども、この産出量規制も導入されておりまして、現状におきましても、指定漁業の漁獲量ベースで見ますと、かなりの程度このTACの対象となっているところでもございます。
○横山信一君 TAC対象になっていてアウトプットコントロールもしっかり効いているということでありますが、今現状で公海というか、各国の船が競い合って漁業をする遠洋漁業の実態を見ると、非常に船が大型化をしていると。
資源管理の方法についてでございますけれども、先般大臣も言及されました、「水産政策の改革の方向性」でも議論されておりますアウトプットコントロール的な考え方、こういったものを検討されていると思います。
実は、海外のことを考えますと、近年、我が国周辺水域で近隣諸国が、サンマとかサバとかスルメイカといった我が国と共通の資源を、そういう資源の漁獲を急増させてきておりまして、国際的な協議を通じてこれらの資源の管理を推進していくことがますます重要になってきておりまして、そのためには、今後はやはりアウトプットコントロールに力点を置いていくということも重要なんだろうというふうに考えています。
総理が述べていただきました漁獲量による資源管理の導入とは、水産資源が安定して成長を続ける北米、北欧、オセアニアなどで導入をしているアウトプットコントロール、産出量規制を基本とするTAC制度、漁獲枠、漁獲数量規制とIQ方式、個別割合制度など、科学的根拠を基にした資源管理の目標を導入するというお考えでしょうか。国内の水産資源の持続可能性と資源管理の基本的な方向性についてお伺いをさせていただきます。
今委員御指摘のように、主要水産資源につきましては、アウトプットコントロール、これは例えば漁獲の可能量ですとかを設定をするということですけれども、このアウトプットコントロールを基本にしまして、インプットコントロール、これは漁船の隻数ですとかトン数を制限する方法ですけれども、このインプットコントロールや、テクニカルコントロール、これは漁具の制限ですけれども、アウトプットコントロールを基本に、このインプットコントロール